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字幕・録画関連 記事更新日: 2024/08/03

PC画面録画のやり方を解説!Windows・Macの無料標準ソフトで収録する方法とは?

PC画面録画

パソコンでオンライン会議やセミナーなどに参加していて、画面録画をしたいと思ったことはありませんか?新しいツールを導入することなく、標準機能を使って無料で画面録画ができたらさらに便利ですよね。

WindowsとMacのパソコンでは、それぞれ標準搭載されているツールでも画面録画ができます。この記事では、無料でできる画面録画の方法や、画面録画を行う際の注意点について解説します。

パソコンで画面録画をする方法

パソコンで画面録画を行うには、いくつかの方法があります。主に以下の3つの方法が一般的です。それぞれの方法について詳しく解説していきますので、自分のニーズに合った方法を選びましょう。

パソコンに搭載されている標準機能を使う

パソコンには、画面録画ができる標準機能が搭載されていることがあります。Windowsでは「Xbox Game Bar」、Macでは「QuickTime Player」を使うと、無料で簡単に画面録画ができます。それぞれの使い方については後述しますので、無料の標準機能で画面録画をしたい方は参考にしてください。

画面録画に特化したソフトを使う

画面録画に特化したツールを使う方法もあります。これらのツールは、使いやすさや高機能な編集機能を持っていることが多く、プロフェッショナルな録画作業にも対応できます。特に議事録作成を自動で行ってくれる機能を持つものもあり、会議内容の記録を効率化するのに非常に便利です。

Web会議ツールなどの画面録画機能を使う

Web会議ツールには、画面録画機能が搭載されているものもあります。例えば、ZoomやMicrosoft Teamsなどのツールでは、会議中の画面を簡単に録画することができます。Web会議の録画をしたい場合は、これらのツールに付いている録画機能を活用すると良いでしょう。これにより、会議内容を後から見直すことが可能になります。

Windows PCで画面録画をする方法

PC画面録画_001

ここからは、Windows PCで画面録画をする方法として、標準機能である「Xbox Game Bar」を使ったやり方を解説します。

「Xbox Game Bar」とは?

「Xbox Game Bar」は、Windowsに標準搭載されている画面録画アプリです。もともとはゲームのプレイを録画するために設計されたものですが、ゲーム以外のアプリやデスクトップの操作も録画できる便利なツールです。

「Xbox Game Bar」での画面録画方法

「Xbox Game Bar」を使って画面録画をする手順は次の通りです。

  1. 録画したい画面を表示する
  2. キーボードで「Windowsキー + G」を押して「Xbox Game Bar」を開く
  3. 画面上に表示されるメニューの中から「キャプチャ」ボタンを押してキャプチャウィジェットを開く
  4. キャプチャウィジェット内にある録画ボタン(丸いアイコン)をクリックする
  5. 終了するには、再度「Windowsキー + G」を押して「Xbox Game Bar」を表示し、停止ボタンをクリックする

ゲームバーで録画できるのは1つのウィンドウのみです。デスクトップ全体や複数のウィンドウを録画することはできません。また、録画の対象になるのは録画開始時にアクティブになっている(選択されている)ウィンドウです。意図しない画面を録画してしまわないよう、注意が必要です。録画した動画は、自動的に「キャプチャ」フォルダに保存されます。

音声付きで収録する方法

音声を含めて収録する場合は、録画を開始する際に次の方法で収録する音声を選択します。

  1. 「Xbox Game Bar」のメニュー内にある「設定」ボタンを押す
  2. 設定メニューの「ウィジェット」→「キャプチャ」→「録音するオーディオ」から収録したい音声ソースを選択する
  3. 「すべて」を選択すると、PC内で再生されている音声+マイクから入力された音声が収録される
  4. マイクからの音声を収録する場合は、キャプチャウィジェット内にあるマイクアイコンをONにしてから録画を開始する(斜線が入っているとOFFになり、マイクからの音声が収録されない)

Mac PCで画面録画をする方法

PC画面録画_002

続いて、Mac PCで画面録画をする方法として、「Quick Time Player」を使ったやり方を解説します。

「QuickTime Player」とは?

「QuickTime Player」は、Macに標準搭載されているメディアプレイヤーソフトです。画面録画機能も内蔵されており、シンプルな操作で画面全体や一部を録画できます。また、QuickTime PlayerはWindows版をダウンロードすればWindowsでも利用可能です。

「QuickTime Player」での画面録画方法

「QuickTime Player」を使って画面録画をする手順は次の通りです。

  1. アプリケーションフォルダから「QuickTime Player」を起動する
  2. メニューバーから「ファイル」→「新規画面収録」を選択する
  3. 表示された画面録画ウィンドウの録画ボタン(赤い丸いアイコン)をクリックし、録画する領域を選択する
  4. 全画面を録画する場合は画面上の任意の場所をクリックする
  5. 画面の一部を録画する場合は、ドラッグして範囲を選択し、そのエリア内に表示される「収録を開始」をクリックする
  6. 終了するには、メニューバーの停止ボタンをクリックするか、「command + control + esc」キーを推す

録画終了後は収録したファイルが自動的に開かれ、そのまま内容の再生や編集、共有などができます。

音声付きで収録する方法

音声を含めて収録する場合は、録画を開始する前に録画ボタンの横にある矢印をクリックして、マイクを選択します。なお、収録できるのはマイクから入力された音声のみとなっています。

「QuickTime Player」でパソコンの内部音声も合わせて収録したい場合は、「Soundflower」などの仮想オーディオデバイスを使う必要があります。その手順は次の通りです。

  1. 「Soundflower」をインストールする
  2. 「システム環境」→「サウンド」→「出力」を選択し、音声出力を「Soundflower(2ch)」に変更する
  3. 「QuickTime Player」の録画開始時に、マイクを「Soundflower(2ch)」に設定する

パソコンの標準機能で画面録画をする際の注意点

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パソコンの標準機能を使って画面録画をする際には、いくつかの注意すべき点があります。録画中のトラブルを避け、スムーズに作業を進めるためにも、注意すべきポイントをおさえておきましょう。

操作方法を確認して事前にテストする

初めて画面録画を行う場合、操作方法に慣れておくために事前にテストを行うことをおすすめします。録画開始・停止の手順や、音声録音の設定など、すべての操作を一度試してみることで、本番でのミスを防ぐことができます。

最長録画時間を確認しておく

画面録画を開始する前に、使用するツールの最長録画時間を確認しておきましょう。一部の標準機能や無料ツールでは、録画時間に制限がある場合があります。長時間の録画が必要な場合は、制限がないことを確認するか、制限時間の無い他のツールを検討することが必要です。

ストレージの空き容量不足に注意する

録画データは容量が大きくなることが多いため、事前にパソコンのストレージの空き容量を確認しておくことが重要です。録画中に容量が不足すると、録画が途中で止まってしまう可能性があります。十分な空き容量を確保してから録画を開始しましょう。

「Xbox Game Bar」は複数画面の録画ができない

「Xbox Game Bar」は1つのウィンドウのみの録画に対応しており、複数画面やデスクトップ全体の録画には対応していません。複数画面を録画する必要がある場合は、他の画面録画ソフトの使用を検討してください。

録画が禁止されているサービスもある

一部のサービスやアプリケーションでは、画面録画が禁止されている場合があります。例えば、著作権保護が施されているコンテンツや、企業のセキュリティポリシーにより録画が制限されている会議などです。録画を行う前に、利用規約やポリシーを確認し、違反しないように注意しましょう。

まとめ

パソコンの画面録画をしたい場合、Windowsなら「Xbox Game Bar」、Macなら「QuickTime Player」を使えば、無料で録画を行うことができます。ただし、それぞれ録画できるウィンドウが限られていたり、音声収録に工夫が必要だったりと、デメリットもあります。 会議の議事録などを作成するために画面録画を行うのであれば、議事録作成ツールを使って録画をするのもおすすめです。議事録作成ツールの「AIGIJIROKU」なら、画面と音声の収録はもちろん、会話内容をAIが自動で文字起こしして要点をまとめることもできます。画面録画の用途に合わせて、こうしたツールの利用も検討してみてはいかがでしょうか。

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