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その他 記事更新日: 2022/11/17

オンラインインタビューのやり方を徹底解説!5つのコツやおすすめツールを紹介

オンラインインタビューのやり方

コロナ禍による非対面の需要やリモートワークの普及などを背景に、オンラインインタビューが注目を集めています。今まで対面式でインタビューを行っていた方も「オンラインインタビューを実施してみたい」「具体的な方法や注意点が知りたい」とお考えではないでしょうか。

そこで今回は、オンラインインタビューのメリットやデメリット、実施の流れなどを徹底解説します。本記事を読めば、オンラインインタビューの手順やコツがわかり、実際にインタビューを実施できるはずです。ぜひ参考にしてください。

オンラインインタビューとは

オンラインインタビューとは、ネット環境を利用してビデオ通話アプリやWeb会議ツールで行うインタビューのことです。会場を設営して行う対面式のインタビューとは異なり、各自が自宅やオフィスからパソコンやスマホを通して参加します。

オンラインインタビューのメリット

オンラインインタビューには、対面式のインタビューと比較して時間や場所を問わないなどのメリットがあります。それぞれのメリットを詳しく解説します。

時間や場所を問わずに行える

1つ目のメリットは時間や場所を問わずに行えることです。対面式のインタビューでは、全員が同じ時間に同じ場所にいなくてはなりません。しかし、オンラインインタビューなら、インターネットさえ繋がればどこでも行えます。場所を問わずに参加できるため、遠方や海外に住んでいる方なども含め、広く対象者を募れるでしょう。

また、時間も問わないので、例えば仕事終わりの遅い時間でも対応できます。会場に向かう移動時間も削減できるので、スキマ時間に行うことも可能です。

対面よりハードルが低く、緊張せずに参加してもらえる

2つ目のメリットは、対面よりハードルが低く、緊張せずに参加してもらえることです。対面式のインタビューでは、慣れない環境で初対面のため緊張する方もいます。緊張すると参加者が本音をうまく言えないこともあるのです。

オンラインインタビューは基本的に自宅でWeb会議ツールを通して行うので、参加者も慣れた環境でリラックスしてもらえます。本音で気軽に発言してほしい場合におすすめです。

対面よりも実施する際のコストが低い

3つ目のメリットは、対面よりも実施する際のコストが低いことです。オンラインインタビューでは、以下のような費用や時間などのコストを削減できます。

  • 会場の設営にかかる費用
  • 会場の準備や片付けにかかる時間
  • 移動する時間や交通費

一方、オンラインインタビューでは会場の設営や後片付けは必要ありません。インターネット環境さえ整えば自宅やオフィスで行えるので、時間や費用を気にせず気軽に行えます。

オンラインインタビューのデメリット

オンラインインタビューは便利な一方で、機材トラブルなどオンラインならではのデメリットもあります。具体的なデメリットをひとつずつ見ていきましょう。

オンライン向けの環境やツールの準備が必要

1つ目のデメリットは、オンライン向けの環境やツールの準備が必要な点です。オンラインインタビューには以下のような環境や設備を用います。

  • パソコン、タブレット、スマホなどの機器
  • インターネット環境
  • Web会議ツール
  • 雑音が入りづらい場所

参加者によってはツールの使い方がわからずインタビューがスムーズに進まない可能性もあります。また、スマホでは画面が小さくなりパソコンよりも画面が見づらくなってしまうこともあるので、画面共有する際には注意してください。

機材トラブルのリスクがある

2つ目のデメリットは、機材トラブルのリスクです。インターネットを繋いで会話するため、突然のトラブルでインタビューが中断する場合もあります。例えば以下のようなケースです。

  • 画面共有がうまくいかない
  • 音が聞こえない
  • 接続が途切れる

パソコンのOSやスマホの機種によっても接続がうまくいかない可能性があります。トラブルを想定したうえで事前の接続テストを行ったり、インタビュー時間は余裕を持って設定したりするなどの対策が必要です。

オンライン形式が向かない場面もある

3つ目のデメリットはオンライン形式が向かない場面もあることです。対面形式とは違い画面を通して見たり話したりするため、例えば商品の色味をみてもらうようなインタビューには向いていません。

事前に対象の商品を送付するなどで対応できますが、難しいケースもあるでしょう。商品を実際に見てもらい、意見を集めたい場合にはオンラインインタビューではなく対面形式のインタビューがおすすめです。

オンラインインタビューにおすすめのWeb会議ツール

オンラインインタビューにはWeb会議ツールを利用して行うのが一般的です。ここでは、広く使われているWeb会議ツールを紹介します。

Zoom

Zoomは大人数でも通信が安定しており、人気のあるWeb会議ツールです。パソコン、スマホ共に専用のアプリをインストールして利用します。

Zoomの主な機能は以下の通りです。

  • ビデオ通話
  • 録画機能
  • チャット機能
  • 画面共有
  • ホワイトボード機能

当日はミーティングIDとパスワードを入力して参加します。ただし、IDとパスワードがわかると誰でも入れてしまうので、管理を徹底するようにしてください。

Google Meet

Google MeetはGoogleが提供するWeb会議ツールです。Googleアカウントを持っていれば誰でも利用でき、パソコンはブラウザで、スマホはアプリをインストールして使います。

Google Meetの主な機能は以下の通りです。

  • ビデオ通話
  • チャット機能
  • 録画機能(有料プランのみ)
  • 画面共有

Google MeetはGoogleによるプライバシー保護やデータ保護対策が施されているので、特に機密性を重視する際におすすめです。

MicrosoftTeams

MicrosoftTeamsは、Microsoft365のコミュニケーションツールです。マイクロソフトのアカウントを作成すれば利用できます。

MicrosoftTeamsの主な機能は以下の通りです。

  • ビデオ会議
  • 通話
  • WordやExcelなどの共同編集
  • チャット機能

MicrosoftTeamsは会議の時間制限があり、無料だと1対1の会議は30時間、グループなら60分まで可能です。時間制限を気にせずに利用するには有料プランを利用しましょう。

ChatWork

ビジネスチャットとして人気のChatWorkにはビデオ通話機能もあります。参加者にはChatWorkへ登録してもらい、グループチャットに招待して利用します。

機能は以下の通りです。

  • ビデオ通話
  • 音声通話
  • 画面共有

グループチャット内のメンバーを選択するだけで簡単に使えるため、オンラインインタビューの主催に慣れていない方でも簡単に利用できるでしょう。グループで複数回のインタビューを行いたい場合におすすめです。

オンラインインタビューの形式

オンラインインタビューには「デプスインタビュー」と「グループインタビュー」の2つの形式があります。それぞれの特徴を解説しますので、インタビューを行う際の参考にしてください。

デプスインタビュー

デプスインタビューは、1対1形式のインタビューです。1人に対してじっくりと話を聞けるので、インタビュー相手の人柄や考え方を深く掘り下げて質問できます。また、他の参加者がおらず、周りを気にせずにインタビューできる点もメリットです。

相手の本音を聞きたい場合やデリケートな話題でも話しやすいでしょう。しかし1人1人にインタビューを行うため、時間やコストがかかります。また、対象者が話す時間が多くなるので、適度に休憩を入れるなどの工夫が必要です。

グループインタビュー

グループインタビューは4〜6人などの複数人で行う形式のインタビューです。司会者がインタビューを進行し、参加者へ質問したり、発言を促したりします。参加者が複数いるので短時間で多くの人の意見を聞けることや、相互作用で発言が促されるなどのメリットがあります。

一方、参加者に満遍なく発言してもらえるように司会者は気を配ることが大切です。周りの目を気にして本音を話してもらえない可能性もあるので、インタビューの内容によっては発言してもらうのが難しいこともあります。

オンラインインタビューの流れ

オンラインインタビューの事前準備から終了後までの流れを解説します。それぞれ確認して、スムーズにインタビューを進めてください。

事前準備

まずは事前準備をしましょう。参加者との日程調整が済んだら、当日のスケジュールや質問事項を考えて参加者へ共有します。事前にインタビューの流れや質問の内容がわかると、参加者も落ち着いて質問に答えられます。

さらに、インターネット環境の確認や事前の接続テストも大切です。主催側が大丈夫でも参加者側の設備が整っていない場合もあるので、事前の接続テストは忘れずに行いましょう。

インタビュー当日

インタビュー当日は最初に自己紹介や概要説明を行い、ひとつずつ質問していきます。改めて概要を確認することで、参加者も落ち着いて質問に答えられるはずです。

インタビューを円滑に進める方法に関しては、後に説明する「オンラインインタビューを成功させるための5つのコツ」も参考にしてください。

インタビュー終了後

インタビュー終了後は、内容の振り返りと議事録の作成を行います。なるべく日数が過ぎないうちに録画などを確認して内容をまとめることが大切です。

議事録をまとめる際には、議事録作成ツールであらかじめ録音しておくこともおすすめです。オルツのAIGIJIROKUはAIが会話の内容を正確にテキスト化します。インタビュー中のメモの代わりや録画が取れていなかった場合の代わりとしても活用を検討してみてください。

オンラインインタビューを成功させるための5つのコツ

オンラインインタビューを成功させるためには、アイスブレイクを入れたり参加者が均等に話せるように意識したり、さまざまな工夫が必要です。ここでは、インタビューで意識したい5つのコツを解説します。それぞれ見ていきましょう。

1:アイスブレイクを入れる

1つ目のコツは、アイスブレイクを入れることです。いきなり本題の質問に入ってしまうと参加者も緊張してしまうので、最初の数分は簡単な雑談を入れます。アイスブレイクで緊張をほぐす事で、参加者もリラックスできるでしょう。

2:早口にならないように心がける

2つ目のコツは。早口にならないよう心がけることです。話が盛り上がるとつい早口になってしまいがちなので、ゆっくりはっきり話すようにしてください。

特にオンラインインタビューでは通信状況によって音声にタイムラグが生じることもあります。会話がうまく聞き取れないと参加者も答えづらいので、質問がうまく伝わっているか確認しながら進めましょう。

3:全員が均等に話せるように意識

3つ目のコツは、全員が均等に話せるよう意識することです。特にグループインタビューの場合、発言が1人偏ってしまうケースがあります。話が弾むとつい長く話してしまいますが、バランスよく意見を聞けるように意識しましょう。

発言が少ない方や、自発的に発言するのが苦手な方には「〇〇さんはどう思いますか?」など発言を促すようにして、偏りが起こらないようにすることが大切です。

4:オーバーリアクションを心がける

4つ目のコツはオーバーリアクションを心がけることです。オンラインの画面越しでは、相槌や表情などのリアクションが伝わりづらく雰囲気が硬くなりがちです。

表情はなるべく笑顔で発言に対してはあいづちを打つなど、いつもよりオーバーリアクションを心がけましょう。参加者も安心して発言しやすくなります。

5:議事録を作成する

5つ目のコツは議事録を作成することです。インタビューの内容は時間の経過とともに忘れてしまうので、なるべく早いうちに議事録として記録を残しておきます。当日の録画やメモを頼りに要点をまとめましょう。

とはいえ、インタビュー中にメモするのが難しかったり、録画がうまくできていなかったりすると議事録の作成が難しい場合もあります。そこで、議事録作成ツールのAIGIJIROKUを活用するのがおすすめです。

AIGIJIROKUはパソコンやスマホで簡単に利用でき、AIが99.8%の精度で会話の内容をテキスト化します。Web会議ツールとも簡単に連携できるので、ぜひ利用を検討してみてください。

オンラインインタビューを行う際の注意点

オンラインインタビューを行う際には、録画の許可や接続テストを行うなど、トラブルを防ぐための注意点があります。事前に確認して、円滑にインタビューを進められるよう準備しましょう。

録音・録画の許可をとる

1つ目の注意点は録音・録画の許可をとることです。後の振り返りや報告書の作成のためにオンラインインタビューの録画を行うことは多いでしょう。

Web会議ツールによっては録画すると参加者全員に通知されるので、内緒で録画することは不可能です。参加者とのトラブルを防ぐためにも、事前に録画や録音の許可を取ることが大切です。

事前に接続テストを行う

2つ目の注意点は事前に接続テストを行うことです。当日に音声が聞こえない、画面が映らないなどのトラブルがあるとインタビューが中断され、質問にあてる時間が減ってしまいます。

インタビューの対象者が決まったら音声や映像などの接続テストを行い、インタビュー当日のトラブルを防ぎましょう。

ツールの利用時間制限に注意する

3つ目の注意点はツールの利用時間制限に注意することです。Web会議ツールによっては1枠の利用時間が決まっているので、事前に確認しないと時間内にインタビューが終わらない可能性があります。

例えば、Zoomの無料プランは40分、Teamsはグループの場合は60分までの時間制限があります。有料プランに加入すると利用制限が長くなるので、インタビューの時間を加味して加入を検討するといいでしょう。

まとめ

オンラインインタビューは対面よりも気軽に行えて広く対象者を募れる一方、インターネット環境などの設備を参加者側に用意してもらうといった手間はかかります。円滑にインタビューを進めるためには事前準備が大切です。

インタビューを成功させるには、今回ご紹介した成功のコツや注意点を参考にするといいでしょう。議事録を作成する際には、ぜひAIGIJIROKUの利用も検討してみてください。

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