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生産性向上・業務効率化 記事更新日: 2023/03/26

Teamsの録画機能の使い方|記録から再生・共有方法まで徹底解説

Teamsの録画機能

リモートワークなどの背景からWeb会議ツールは広く普及しており、MicrosoftのTeamsも多くの企業で導入されています。しかし、Teamsを使いこなせず「Teamsの会議を録画したいけど方法がわからない」「録画したけど保存先がわからない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

今回はTeamsの録画機能の使い方について、記録から再生、共有方法まで詳しく解説します。本記事を読めば録画機能の操作がわかり、Teamsをより活用できるようになるでしょう。

Teamsの録画機能とは

Microsoftが提供するTeams(チームス)には、会議の音声や映像を録画できる機能があります。記録は好きなタイミングで開始・停止できるので、アイスブレイクなど会議の本筋とは異なる部分はカットして記録できる点も便利です。

Teamsの録画機能は使用できるユーザーに制限があり、保存方法も会議の種類によって異なります。詳細はこの先の見出しでそれぞれ解説します。

Teamsを録画する方法

ここでは、Teamsの基本的な録画方法について解説します。Teamsは録画権限が一部の方に限られているので、事前に確認してください。

録画の開始・停止ができるユーザーを確認する

Teamsを録画するには、Office 365の有料プランへの加入が必要です。Microsoft公式サイトでは、ライセンスに関して以下のように記載されています。

”Office 365 Enterprise E1、E3、E5、F3、A1、A3、A5、M365 Business、Business プレミアム、または Business Essentials のいずれかのライセンス”

出典:Microsoft

さらに、会議の参加者の中でも会議の主催者や、主催者と同じ組織のユーザーのみが録画の開始と停止を行えます。ゲストユーザーは録画できないので気をつけましょう。

録画を開始する

Teamsの録画の手順は以下の通りです。

  • Teamsの会議に参加する
  • 会議のコントロールの「その他のアクション」を選択
  • 「記録の開始」を選択して記録を開始

録画を停止する

Teamsの記録は以下の手順で停止します。

  • 会議のコントロールの「その他のアクション」を選択
  • 「記録の停止」を選択
  • 「レコーディングを停止しますか?」と聞かれるので「レコーディングを停止」を選択

Teamsの録画データを再生する方法

Teamsの録画データは録画終了後、チャネルもしくは会議チャットに投稿されます。動画ファイルの横の「…」から「開く」を選択すると動画を再生できます。動画が開くので、再生ボタンを押して再生してください。

Teamsの録画データの保存先

Teamsにはチャネル会議とそれ以外の会議という分類があり、録画の保存先がそれぞれ異なります。ここでは、録画の保存先に関して見ていきましょう。

SharePoint

チャネル内で開催した会議の録画は、SharePointへ保存されます。

OneDrive

チャネル以外で開催した会議は、レコーディングボタンを押した人のOneDriveに保存されます。

Teamsのデータを共有する方法

Teamsの動画は、リンクを送信することで共有できます。リンク共有の手順は以下の通りです。

  • SharePointもしくはOneDriveから「レコーディング」ファイルを開く
  • 「…」を押して「共有」を選択する
  • 「リンクの設定」画面でアクセス権限の設定を行う
  • 「リンクの送信」画面で送信先のメールアドレスを入力
  • 送信ボタンを押す

SharePoint・OneDriveともに同じ手順で共有できます。アクセス権限を間違えると意図しない方にも共有されてしまうので、よく確認してください。

Teamsを録画する際の注意点

Teamsを録画する際には、録画許可やデータの保存期間などの注意点があります。それぞれ確認して後のトラブルを防ぎましょう。

録画前に許可をとる

1つ目の注意点は録画前に許可を取ることです。Teamsは参加者全員に録画する旨が通知されます。事前に確認していないと、会議の参加者やミーティング相手とのトラブルの原因になります。録画操作前に録画する旨を説明し、参加者へ確認するようにしましょう。

データの保存期間に注意する

2つ目の注意点はデータの保存期間に注意することです。録画の保存期限は管理者が指定します。例えば、2022年12月8日が期限に設定されていたら、それ以降は動画が削除されてしまい、見られなくなります。

重要な会議や資料として残しておきたい映像は、期限に余裕を持って設定するといいでしょう。「有効期限なし」も選択できるので、長く保存する場合は検討してみてください。

音量・音質に問題がないか確認する

3つ目の注意点は音量や音質に問題がないかを確認することです。とくに使用するマイクには注意が必要です。パソコン本体のマイクから音を拾うと、タイピングの音や環境音が含まれてしまい、通話のノイズになるでしょう。オンライン会議を行う際には、マイク付きイヤホンや外付けのコンデンサーマイクを使用することがおすすめです。

また、通信環境に問題があると通話が途中で途切れてしまいます。とくにテレワークでオンライン会議を行う機会が多い方は、IPv6に加入をしたり、中継機を活用したりなど、自宅のWi-Fi環境を見直してみましょう。

あらかじめ充電をしておく

4つ目の注意点は会議の前にあらかじめ充電をしておくことです。オンライン会議の途中で充電が切れてしまった場合には、一時的に会議から離脱することになります。もちろん充電が復活するまでの間は相手に対して状況を伝えることが難しいため、最悪の場合は悪い印象を与えてしまうでしょう。

とくにオンライン会議中は充電の減少ペースが速いため、普段よりも余裕をもって充電しておくことをおすすめします。

Teamsの録画を文字起こしするなら

Teamsの会議内容をテキストで確認するなら、トランスクリプション機能を活用しましょう。この機能では、Teamsでの会議中に「発言者」と「発言内容」をリアルタイムで文字起こしができます。また、会議後には文字起こしされたテキストをダウンロードすることが可能です。

▼トランスクリプション機能の利用手順

  1. 会議の制御から「その他の操作」を選択
  2. (会議の開始時に)「トランスクリプションを開始する」を選択
  3. (会議の終了時に)「トランスクリプションを停止する(または「記録の停止)」を選択
  4. カレンダーから、会議イベントを開き、トランスクリプトを選択
  5. 「ダウンロード」を選択

ダウンロードしたテキストデータをもとにすれば、議事録の作成にかかる時間を大幅に削減することができるでしょう。

また、より素早く正確に議事録を作成したい場合には議事録作成ツールの利用がおすすめです。AIGIJIROKUは、AIが99.8%の精度で会話の内容をテキスト化します。金融・法律・IT・会計などの業界専門の音声認識機能を搭載しているので、専門用語も漢字変換まで間違えずに行える点がメリットです。

さらに、AI GIJIROKUではテキストの編集から共有までツール内で一貫して行えます。会議中の発言内容をリアルタイムで画面に映し、会議後には議事録を自動で保存できます。すぐに社内で内容を共有できるため、テレワークでも高い生産性を維持しながら業務に取り組めるでしょう。

無料プランでは議事録のチュートリアルと閲覧が可能です。また、有料のプランではパーソナル向けのプランは1人あたり月額1,500円からご利用いただけます。Teamsで行った会議の議事録はAIGIJIROKUで効率的に作成しましょう。

まとめ

今回はTeamsの録画に関して、使い方や注意点を解説しました。Teamsの録画は有料プラン限定の機能なので、利用する際にはまずご自身のOffice 365のプランを確認してみましょう。今回ご紹介した方法を踏まえて操作すれば、録画やファイルの共有ができるはずです。

また、Teamsの会議をテキスト化するなら、高精度の議事録ツールであるAIGIJIROKUがおすすめです。Teamsと併せて、ぜひ活用を検討してみてください。

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