「Teamsで利用できるライブキャプションって何?」リモートワークが浸透し始め、Teamsの利用頻度が多い方はこのような疑問をお持ちではないでしょうか。今回は、Teamsの字幕表示機能「ライブキャプション」の使い方を解説します。ライブキャプション機能を使いこなして、Teamsの活用の幅を広げましょう。
目次
Teamsライブキャプションとは?
Teamsのライブキャプションとは、会議中の発言をリアルタイムで字幕表示する機能です。音声が聞き取れない状況でも、ライブキャプションを利用すれば字幕から会議内容を把握できます。
Teamsライブキャプションの利用方法
Teamsでライブキャプションを利用する方法は、以下の通りです。
- Teams会議に参加した状態で詳細(三点リーダー)を選択する
- 「ライブキャプションをオンにする」をクリック
- 画面下に字幕表示が開始される
- 字幕の表示欄の右上にある詳細をクリック
- 音声言語を日本語に変更する
こちらの手順を踏めば、ライブキャプションを利用できます。
Teamsライブキャプションの注意点
Teamsライブキャプションには、いくつか注意点があります。快適に使いこなすために、あらかじめ注意点を押さえておきましょう。
字幕が表示されるのは自分の画面だけ
Teamsライブキャプションを使って字幕を表示できるのは、操作した本人の画面だけです。相手には表示されないため、自分の好きなタイミングで利用できます。ただ、各々操作が必要なため、字幕を表示したい参加者には、事前に使い方を共有しておきましょう。
会議後に字幕はダウンロードできない
ライブキャプションは、リアルタイムで字幕を表示できますが、会議後に文字起こしのデータを見返せる機能はありません。
文字起こしのデータをダウンロードして活用したいなら、Teamsの「トランスクリプション機能」を利用しましょう。トランスクリプション機能は、「Microsoft 365 Business Basic」と「Microsoft 365 Business Standard」のプランに加入すると利用できます。
会議が終わると自動的に終了する
Teamsのライブキャプションは、会議が終わると自動的に終了します。そのため、次の会議でも字幕を表示させたい場合は、再度オンにする手順が必要です。最初から字幕を見ながら会議に参加したいなら、ミーティングが始まったタイミングでオンに切り替えましょう。
まとめ
Web会議ツールの代表格「Teams」には、リアルタイムで字幕を表示させる「ライブキャプション」という機能が搭載されています。本記事で解説した使い方や注意点を参考に、あらゆるシーンでライブキャプションを使いこなしてみてください。
AI GIJIROKU ブログ編集部です。議事録や、会議、音声を中心に生産性を向上するためのブログを執筆しています。