Googleが開発したWeb会議ツールのGoogle Meetには、発言した言葉を画面に表示させる字幕機能があります。会議などでGoogle Meetを利用する方の中には「字幕機能の使い方がよくわからない」「日本語は未対応だけど、字幕を出す方法はないの?」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、Google Meetの字幕機能の使い方や日本語字幕を表示させる方法などを徹底解説します。ぜひ本記事を参考に、Google Meetを活用してみてください。
目次
Google Meetとは
Google Meet(グーグルミート)はGoogleのWeb会議ツールで、ビデオ通話やチャット、画面共有などの機能があります。パソコンやスマホで利用できてGoogleアカウントを持っていれば誰でも簡単に使えます。パソコン版ならアプリのインストールは不要です。
また、Google独自の強固なセキュリティ対策によって安心して利用できる点もメリットといえるでしょう。
Google Meetの字幕機能の使い方
Google Meetには、発言した内容を画面に表示する字幕機能があります。ここでは、字幕機能の起動から字幕のオン・オフ、言語の切り替え方法を解説します。それぞれ見ていきましょう。
字幕のオン・オフ
Google Meetの字幕のオン・オフは以下の手順で行います。
- Google Meetを開き、会議に参加する
- 画面右下のあるメニューアイコンから「字幕をオンにする」を選択
- 字幕を外す時は「字幕をオフにする」を選択
実際に会話すると、画面の下部に話した内容が字幕表示されます。
言語の切り替え方法
Google Meetは複数の言語に対応しています。言語の切り替え方法は以下の通りです。
- 字幕をオンにする
- 画面右端の設定ボタンを選択
- 使用する言語を選択する
Google Meetの字幕対応言語
Google Meetの字幕機能は便利ですが、日本語に対応していません。Google Meetの字幕に対応している言語は以下の通りです。
- 英語
- フランス語
- ドイツ語
- ポルトガル語(ブラジル)
- スペイン語(メキシコ)
- スペイン語(スペイン)
これらの言語以外には対応していないので、日本語を翻訳するには字幕表示ツールを利用しなければなりません。字幕を日本語で表示する方法に関しては、この後の見出しで詳しく紹介します。
Google Meetの字幕を日本語で表示する2つの方法
Google Meetは日本語字幕がありませんが、別途ツールを連携することで字幕表示が可能です。ここでは「こえもじ」「ポケトーク同時通訳」を使った字幕表示の方法を解説します。
こえもじ
こえもじは無料で使えるChromeの拡張機能です。株式会社電算システムが開発しており、以下のような機能があります。
- 日本語字幕を表示
- 字幕内容をチャットに送信
- チャットの保存
- チャットを画面に表示させる
字幕がチャットに送信され、そのチャットを保存できるので発言内容を後から振り返る際にも便利です。
こえもじの利用手順は以下の通りです。
- Chromeの拡張機能「こえもじ」を追加する
- 拡張機能をピン留めする
- 設定画面で「字幕送信」を選択
- Google Meetに参加する
無料で手軽に利用できるので、字幕にお困りの方はぜひ活用してみてください。
ポケトーク同時通訳
ポケトーク同時通訳は、Web会議で利用できる字幕ソフトで、83ヶ国語をリアルタイム翻訳できます。金額は月額2,200円です。
ポケトーク同時通訳の特徴は以下のような点です。
- AIによる高精度の翻訳
- 翻訳スピードが速く会話が途切れづらい
- 2言語への同時翻訳が可能
翻訳スピードが速いので、会話をスムーズに進められる点がメリットです。また、2言語への同時翻訳が可能なので、例えば日本語で話した言葉を中国語と英語に翻訳して表示することもできます。
Google Meetの字幕に関するよくある質問
Google Meetの字幕機能に関する疑問にお答えします。ひとつずつ見ていきましょう。
Google Meetの字幕は相手にも見えてしまう?
Google Meetの字幕が相手に見えるかどうかはツールによっても異なります。事前にツールの使用方法を確認しないと、必要なのに相手に字幕が見えなかったり、隠したいのに字幕が出てしまったりするので気をつけましょう。
例えば「こえもじ」の場合、日本語字幕は画面に映りません。しかし設定で「字幕送信」を選択することで、発言内容がチャット欄に入力されます。
Google Meetの字幕が日本語に対応する予定はある?
Google Meetの字幕が日本語に対応する予定は現時点では未定です。そのため、日本語字幕を表示させるためには、今後もしばらくはツールを併用する必要があります。
Google Meetで議事録を作成するなら
ここまでGoogle Meetの字幕表示について解説してきました。「後ほど議事録を作成するために字幕が必要」とお考えの方には、議事録作成ツールの活用もおすすめです。
AIGIJIROKUはGoogle Meetとも連携できる高精度の議事録作成ツールです。字幕は出せませんが、連携するだけで発言内容を正確にテキスト化して保存します。「会議やミーティングを議事録で振り返りたい」「議事録の作成が面倒」とお悩みの方はぜひ導入してみてください。
まとめ
Google Meetの字幕機能は日本語には対応していませんが、今回ご紹介したツールを活用すれば、字幕を表示できます。Google Meetを活用している方はツールも併せて利用してみましょう。
また、会議やミーティングをテキスト化する際には、字幕を確認するよりも議事録作成ツールに任せた方が効率よく行えます。議事録作成ツールのAIGIJIROKUは、AIが99.8%の高精度で会話をテキスト化します。Google Meetとも連携できるので、ぜひ導入を検討してみてください。
AI GIJIROKU ブログ編集部です。議事録や、会議、音声を中心に生産性を向上するためのブログを執筆しています。