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文字起こし 記事更新日: 2023/06/17

【簡単効率化】オンラインで文字起こしができるツール3選

オンライン文字起こし

オンラインの文字起こしをしたいけど、機器の導入や使い方が難しいと思っていませんか。

モノあまりな時代は選択肢が多いことは求められず、シンプルに使う方向に向かっています。オンラインの文字起こしができるツールも、同じことが言えます。

この記事ではオンラインの文字起こしをするメリットから、ブラウザで利用できるおすすめツールを紹介します。自社の必要とする範囲を考え、コストパフォーマンスに優れた使い方を見つける指標となるでしょう。

「オンラインで文字起こし」とは

WEB上でリアルタイムに文字起こしを実現し、人が聴き取って入力する作業を大幅に削減してくれるものです。無料でも、業務に必要最低限な機能がついているから事足ります。

文字起こしの需要が高まった背景には、生産性を上げることやムダと感じる行動の削除があるでしょう。また、慢性的な人手不足から、入力作業やまとめる業務は生産性を上げる行動に直結しにくいことも、影響しています。

オンラインの文字起こしの機能や精度は、近年上達して正確な読み取り機能で向上しています。

オンラインで文字起こしをする3つのメリット

オンライン文字起こし_001

オンラインで文字起こしをするメリットは、大きく3つあると言えます。ただ効率化につながることはわかっているけれど、導入費用が多くかかったり、普段の業務から新しく覚えることが増えたりと、心配事が懸念されることでしょう。

しかし、近年はわかりやすいものが受け入れられて、扱い方も見た目もシンプルにしているツールが多いです。オンラインの文字起こしも専用の機器を使わずに、インターネット上だけで完結できるものが存在しています。それらのメリットを紹介していきます。

インストールが不要|ブラウザのみで利用可能

1つ目はインストールが不要なことです。ツールは多くの場合、専用のアプリケーションを使って、パソコン等にインストールするのが一般的でした。

しかし、オンラインで文字起こしを可能にしてくれるツールは、インターネットにつながっている状態だけで、使用可能です。サイトをブックマークしておけばいつでも使える状態です。

また、専用アプリケーションの不具合が起きた場合は、復旧に時間がかかるなど利用できないこともあるでしょう。インターネット上にも起こり得る不具合ですが、確率的に見てもリスク分散は十分にできていると言えます。

シンプルな作りで機器が苦手な人も使える

2つ目は、シンプルな作りで機器が苦手な人も使えることです。インターネットで調べ物をする感覚でブラウザを開くので、機器の扱いに苦手な人でも使用のハードルは低く、教育もスムーズに行えるでしょう。

技術的なハードルで使用を避ける人は多く、DX化の推進が進まない理由の一つにもなっています。シンプルなツールから試していくことをおすすめします。

スマホ・タブレットでも使える

3つ目のメリットは、スマホ・タブレットでも使えることです。ブラウザを利用してできるので、アプリ等をインストールする必要がありません。オンラインの環境であればどこでも使用が可能で、急なインタビューなど録音する場面があったときでも、役立つ機能になってきます。

オンラインで文字起こしをする際の注意点とは

オンライン文字起こし_002

オンラインで文字起こしツールを使う際の注意点があります。

それは、文字起こしされたものを信用しすぎて、訂正をしないことです。確認作業は必ずしていることですが便利な反面、人の気持ちに楽をもたらせてくれることで、重要なチェック作業にも怠りがでやすいのも事実です。

オンラインの文字起こしができるツールは優秀で、AIが99%近い整合率を持った機能もあります。しかしながら、機会を過信しすぎては、便利なツールが信頼を損ねる原因となる可能性もあります。

また、文字起こしされた文章を整えると要約するスキルが上達していく期待も持てます。あくまでも、負担を軽減してくれるサポート役の位置づけが良いでしょう。

ブラウザですぐ利用可能な文字起こしツール3選

オンラインの文字起こしができるものは、無料から有料まで多くあります。

無料でも、文字起こしの精度は高く、音声がしっかりと拾える環境であれば90%以上の高い整合率を取ることが可能です。この章では、お試し感覚でも利用可能な文字起こしツールを3つ紹介します。

Googleドキュメント

Google ドキュメントは、「ブラウザ上で文書を作成できるサービス」です。 Microsoft Word のような文書を、オンラインで作ることができます。

ブラウザ上で動くので、 Google アカウント さえあれば、特別なソフトウェアがなくても編集することができます。

また、機能の一つとして、話している内容をリアルタイムで文字起こしできます。スマホのアプリでも、音声認識でドキュメントの文字起こしをしてくれて、正確性が高く無料で使えるものとしては、最高の品質を誇っているでしょう。

文法のチェックも自動的にしてくれて、人手による確認作業が必要なところも解決してくれます。

文字起こしさん

「文字起こしさん」は音声以外にもいろいろなファイルから文字起こしが可能なブラウザツールです。最初の60秒だけは無料で、有料版でも低コストで利用することができます。

専門用語がよく使われる医療、IT、介護などの、対応が難しい専門用語が飛び交う会話でも簡単に文字起こしができます。さらに、英語、中国語、日本語、韓国語、ドイツ語、フランス語、イタリア語など約30の言語に対応しているので、国際的な仕事の展開でも、活躍してくれるマルチなツールとなっています。

Sloos

AIが自動で議事メモを作成する機能を持ったツールです。Zoom・Teamsなどオンラインのウェブ会議と併用も可能で、会議の議事録に特化しています。

有料サービスだったものが無償サービスになり、会員登録することで利用ができます。

これら3つのツール以外にも無料、もしくは有料のツールは多く存在しています。

有料のツールのほうが機能が充実していたり、文字起こしできる容量が多かったりします。しかしながら、費用対効果を考えるならば、低コストから始めていき、自社に合ったパターンを見つけるほうが賢明です。

文字起こしツールはこんなシーンで活躍できます

オンライン文字起こし_003

文字起こしツールの機能をこれまでに紹介してきました。

これらは業務の効率化を目的としたツールです。使うことでどのような場面で活躍が期待できるのか?をまとめました。自社の特徴に合わせて、最適な使い方を探る参考となるでしょう。

社内会議

会議の議事録作成をサポートしてくれます。近年はオンラインで会議をすることも主流になり、議事録を作成する際には「録画」をして、細かいところをまとめることが多いです。そんな作業を効率的にしてくれるのが、リアルタイムでの文字起こしツールでしょう。

60分以内の会議であれば、無料のツールでまとめることも可能で、低コストで抑えられる期待が持てます。ツールを効率的に使うことに優先順位を置くことで、中身が濃くなる会議になることも予測できます。

セミナー

セミナーの文字起こしはツールを利用すると良いでしょう。なぜなら、長時間にわたり話すことが多いからです。人の手で書き上げるのは効率が悪いので、ツール利用が望ましいですね。

セミナーで文字起こしの際は、録画と文字起こしをすることで、改善点がわかりやすいのも特徴です。

・話す内容が難しい言葉を使っていないか

・声のトーンと言葉が違って反応が薄かったか

いろいろな良さと改善点がわかってきます。セミナーにはツール活用は積極的にしておくと良いでしょう。

インタビューをまとめるとき

インタビューをまとめるときにも、文字起こしツールは活躍してくれます。インタビューの録音をして、手書きで双方の話を文字にしていては、多くの時間がかかるでしょう。手書きの作業を削減するために、文字起こしツールを上手く活用すれば、要約だけする時間が多くなり、文章力アップにもつながりやすいです。

この記事では、オンラインで文字起こしするメリットから、おすすめのツールを紹介してきました。無料で使えるものでも、機密情報を扱うミーティングなどでは、セキュリティ面も考慮して使っていきましょう。

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