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会議関連 記事更新日: 2023/06/20

アイスブレイクって例えばどんなもの?取り入れやすいアイデアをご紹介

アイスブレイク

アイスブレイクは、会議や研修などにおいて参加者同士のコミュニケーションを促し、緊張をほぐして和やかな雰囲気を作るための手段の1つです。しかし、どのようなアイスブレイクを取り入れれば効果的なのか、悩むこともあるでしょう。

この記事では、ビジネスの場でも取り入れやすいアイスブレイクのアイデアをご紹介します。オンライン環境での会議や研修でもできるアイスブレイクについてもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

アイスブレイクとは?

アイスブレイクとは、会議や研修など初対面の人同士の場において、緊張感や距離感を緩和し、参加者同士のコミュニケーションをスムーズにするための手段の1つです。共通の話題について話すトーク型のものや、簡単なゲーム形式で行われるものなど、初対面の人同士でも自然に会話がしやすくなるアイスブレイクがよく使われています。

アイスブレイクは単なる時間つぶしではなく、参加者同士のつながりを深め、信頼関係を築くための重要な手段です。効果的なアイスブレイク活動を導入することで、会議や研修の場におけるコミュニケーションが活発になり、より有意義な情報交換や議論が行われるようになるのです。

アイスブレイクはなぜ必要?

ビジネスの場では信頼関係や協力関係が重要ですが、会議や研修の参加者同士が初対面だと、直接的に議論や業務を進めるのは難しい場合があります。そこで役立つのが、アイスブレイクです。

アイスブレイクは一般的に、コミュニケーションを取りながら行うものがほとんどです。会議や研修などの本題が始まる前にアイスブレイクを行うと、初対面の人々が会話をしやすくなって自然な交流が生まれるため、参加者の緊張感を和らげて発言しやすい空気を作り出すことができます。

また、アイスブレイクを通じて参加者同士がお互いの背景や共通点を知ると、お互いに興味関心を持つことができて、信頼関係を築きやすくなるでしょう。信頼関係や協力関係を築き、オープンな意見交換や建設的なディスカッションができるようになれば、より良いアイデアや新たなビジネスの展開が生まれることも考えられます。

このように、アイスブレイクは特に初対面の人同士が集まるビジネスの場において、様々なメリットをもたらします。コミュニケーションを活性化させ、関係性を構築し、議論の質を高めるために、アイスブレイクが必要とされているのです。

アイスブレイクを取り入れると効果的なシーン

アイスブレイクは、様々なシーンで取り入れられています。ビジネス上においては、特に会議、研修、面接、営業(商談)など初対面の相手がいる場面で活用すると、お互いの緊張がほぐれてリラックスした状態でのコミュニケーションがとりやすくなるため、効果的です。

初対面同士の人がいる会議では、自己紹介や共通の関心事についての質問を行うアイスブレイクを行うのが効果的です。参加者同士のコミュニケーションが活性化し、アイデアの出し合いや協働が促されるでしょう。

研修では、参加者同士の交流を深めるためにグループ分けやペア活動を行うアイスブレイクを取り入れると、研修中も参加者がお互いに協力しやすくなります。アイスブレイクを通じて関係性を築き、研修の成果を最大限に引き出すことができるでしょう。

面接や営業(商談)の場でも、アイスブレイクは重要な役割を果たします。初対面の相手との緊張をほぐし、信頼関係を築くために、軽い会話や興味を持つトピックでの質問を行うことが効果的です。

このようなシーンでは、アイスブレイクが参加者同士の緊張感を和らげ、コミュニケーションをスムーズにする効果があります。次章からは具体的なアイスブレイク活動のアイデアをご紹介しますので、ぜひ取り入れてみてください。

シンプルなアイスブレイク活動の例

アイスブレイク_001

ここからは、具体的なアイスブレイク活動のアイデアをご紹介します。まずは短時間で効果的な、どのようなシーンでも取り入れやすいシンプルなアイスブレイクについて解説しますので、参考にしてください。

一言自己紹介

「一言自己紹介」は、一般的によく使われるアイスブレイクの1つです。参加者が初対面の場で自己紹介を行うことで、お互いの名前やバックグラウンドを知ることができ、コミュニケーションのきっかけを作り出すことができます。

名前や業務に関することだけでなく、趣味や関心事についてのテーマを交えると、参加者同士が共通点や話題を見つけやすいため、緊張感もほぐれやすくなるでしょう。「一言自己紹介」はシンプルかつ短時間で行えるため、どんなシーンでも取り入れやすいアイスブレイクだと言えます。

やり方

1)名前のほかに何か1つ自己紹介のテーマを決めて、参加者に提示する

2)参加者は自分の名前と、提示されたテーマに沿った簡単な自己紹介を一言で述べる

3)研修などの場で人数が多い場合は、少人数の組を作って行うとよい

しりとり自己紹介

「しりとり自己紹介」は、隣の人の名前を「しりとり」しながら自己紹介をするアイスブレイクです。例えばサトウゲンキさんの隣の人は、“キ”から始まる言葉を使って「黄色が好きな、タナカユウコです」のように自己紹介をします。その隣の人は“コ”から始まる言葉を使って……といったように、全員が自己紹介をするまで続けます。

隣の人の名前を意識するため、参加者同士が名前を覚えやすくなり、コミュニケーションが活発になる効果が期待できます。追加ルールを設けてゲーム性を持たせると、場が盛り上がりやすくなるでしょう。

やり方

1)最初は主催者の名前からスタートするとよい

2)1番目の人は主催者の名前の最後の文字から始まる言葉を使って自己紹介をする

3)2番目以降の人は、前の人の名前の最後の文字から始まる言葉を使って自己紹介をする

4)時間に余裕がある場合は、1周したら逆回りにしたり、前の人の自己紹介を復唱してから自分の自己紹介をするなど、追加ルールを設ける

「実は○○です」自己紹介

アイスブレイク_002

「『実は○○です』自己紹介」は、通常の自己紹介に加えて「実は○○です」と意外性のある自己紹介をするアイスブレイクです。初対面同士の場はもちろん、知り合い同士であっても相手の意外な一面を知ることができるため、新たなコミュニケーションのきっかけになるでしょう。

やり方

1)参加者は、自分の名前を言った後に「実は○○です」と意外な一面を発表する

2)参加者全員が発表するまで、順番に自己紹介をしていく

GOOD&NEW

「GOOD&NEW」は、参加者が一人ずつ24時間以内にあった「良かったこと」と「新しい気付き」について発表する、トーク系のアイスブレイクです。ポジティブなことを共有するため、場の雰囲気や参加者の思考もポジティブな方向に切り替わりやすくなります。

話し手以外の人は、発表しやすい雰囲気づくりのために、相槌やリアクションを取るようにしましょう。また、話す時間はだいたい1分程度と定めておくとよいでしょう。

やり方

1)参加者は順番に、24時間以内にあった「良かったこと」と「新しい気付き」を1分ほどで発表する

2)話し手以外は、相槌やリアクションを取って話しやすい雰囲気を作る

3)発表後は話し手に対して拍手を送る

究極の選択

「究極の選択」は、その名の通り究極の選択を迫る質問を提示し、どちらがいいかを参加者全員で議論するトーク系のアイスブレイクです。例えば「無人島に持っていくなら、食料?道具?」など、意見が偏りにくい質問を用意した方が盛り上がります。

参加者は意見を述べる必要があり、本題である会議や研修の前に話す練習ができるため、本題に入っても意見交換が活発になると考えられます。

やり方

1)主催者が究極の質問を用意し、参加者に提示する

2)参加者は質問の回答を選択して、意思表示する(Aの人は左側・Bの人は右側と場所を移動する、紙に書いて自分の前に掲げる、など)

3)参加者は自分の回答を選んだ理由を発表して、話し合う

身体を使ったアイスブレイク活動の例

アイスブレイク_003

続いて、参加者が身体を使ってコミュニケーションを図るタイプのアイスブレイクについてご紹介します。

足じゃんけん

「足じゃんけん」は、手ではなく足を使ってじゃんけんを行うアイスブレイクです。グーは両足を閉じる、チョキは足を前後に開く、パーは足を横に開く、といった動作で表現します。

足じゃんけんは子どもの頃に遊んだという人も多いため、誰でも気軽にできるゲームです。身体を動かすため緊張がほぐれやすく、笑いや驚きの声が上がって盛り上がりやすいアイスブレイクだと言えるでしょう。

やり方

1)参加者を2人ずつのペアに分ける

2)主催者が「じゃんけんぽん!」と合図を出し、参加者はそれに合わせて足でじゃんけんをする

3)勝負がついたら、参加者はペアを組みかえて新たな相手と対戦する

後出しじゃんけん

「後出しじゃんけん」は、主催者が「じゃんけんぽん」の合図で出したグー・チョキ・パーに、参加者が後出しでじゃんけん勝負をするアイスブレイクです。道具不要で簡単にできますが、意外と頭を使うため、参加者の緊張も和らぎやすいゲーム要素の高いアイスブレイクだと言えます。

やり方

1)主催者が前に出て、「じゃんけんぽん」の掛け声とともにじゃんけんを出す

2)参加者は、主催者の「じゃんけんぽん」に続いて「ぽん」と声を出しながら、主催者の手に勝てるように後出しじゃんけんをする

3)慣れてきたら徐々にスピードを上げたり、「勝って」「負けて」「あいこになって」と指示を出すと、難易度が上がって盛り上がりやすくなる

片足立ちチャレンジ

「片足立ちチャレンジ」は、参加者全員が片足立ちでポーズをとり、誰が最も長く経ち続けていられるかを競うアイスブレイクです。ポーズは主催者が全員に同じものを指定するか、「スポーツのポーズ」「名前のイニシャルのポーズ」などとテーマを決めて指定するとよいでしょう。難しいポーズを指定した方が、短時間で行えます。

片足でバランスをとることは集中力や体のコントロールを必要としますので、体の緊張がほぐれると同時に、本題の会議や研修に入る際に頭のオン・オフが切り替えやすくなる効果があると考えられます。

やり方

1)主催者は参加者に片足立ちのポーズを指定する

2)主催者の「スタート!」の合図で、参加者は指定されたポーズをとる

3)足が着いてしまった人は着席する

4)最後まで立ち続けられた人には全員で拍手を送る

ジェスチャー伝言ゲーム

アイスブレイク_004

「ジェスチャー伝言ゲーム」は、参加者がジェスチャー(手や身体の動き)を使ってメッセージを伝え合うゲームです。参加者は言葉を使わずにジェスチャーだけで相手に伝えるため、コミュニケーションや視覚的な表現力を鍛えることができます。このアイスブレイクは、楽しくチームのコミュニケーションを活性化させるために有効です。

やり方

1)参加者は1列に並ぶ(人数が多い場合はグループ分けをする)

2)主催者はお題を決め、列の最後尾に並ぶ人だけに伝える

3)お題を受け取った人は前の人に合図をして振り向いてもらい、ジェスチャーのみでお題を伝える

4)列の先頭に並ぶ人まで3)を繰り返す

5)先頭に並ぶ人まで伝わったら、お題が何であったかを回答し、答え合わせをする

フラフープリレー

「フラフープリレー」は、参加者同士が手をつないで輪になった状態で、フラフープを一蹴させるアイスブレイクです。つないだ手を離すことなく、腕や体を回したり足をくぐらせたりしてフラフープを移動させる必要があるため、参加者同士で協力する必要があります。

ただし、他者と手をつなぐことに抵抗を感じる人もいますので、フラフープリレーを取り入れる場合はその点に注意しなければなりません。

やり方

1)参加者同士のグループを組み、内側を向いてフラフープを1本通した状態で手をつなぎ輪になる

2)主催者の「スタート!」の合図で体を動かし、手をつないだ状態のままフラフープを一周させる

3)スタート地点にフラフープが戻ってくるまでのタイムを競うなど、ゲーム性を持たせるとよい

クイズやゲームを使ったアイスブレイクの例

アイスブレイク_005

緊張をほぐし、場の空気を温めるには、クイズやゲームを使ったアイスブレイクも有効です。参加者の関心や競争心を引き出す、クイズ・ゲーム系のアイスブレイクについてご紹介します。

バースデーライン

「バースデーライン」は、身振り手振りや表情だけでお互いの誕生日を把握し、日付が早い順番に並ぶゲームです。声を出したり紙に書いたりせず、ジェスチャーのみでコミュニケーションを取る必要があり、表現力や協調性が育まれます。

制限時間を短く設定したり、複数のグループに分けて競争したりすると、難易度が上がって盛り上がりやすくなります。並ぶ順番には生まれた年を含めず、誕生日の月日順のみで行うとよいでしょう。

やり方

1)主催者は「ここが1月1日、ここが12月31日です」と並ぶ場所を決める

2)主催者の「スタート!」の合図で、参加者は声や筆談を使わずにコミュニケーションを取り、誕生日の早い順に並んでいく

3)全員が並び終えるか、制限時間が終了したら、1月1日側の人から順に自信の誕生日を発表して答え合わせをする

山手線ゲーム

「山手線ゲーム」は、お題に沿ったワードをリズムに合わせて一人ずつ順番に答えていくゲームです。「古今東西ゲーム」とも呼ばれます。リズムに乗り遅れたり、誰かが既に答えたワードと被ってしまったりしないようにする、というのがルールです。スタート前に、あらかじめ「○周するまで」と定めておくとよいでしょう。

お題は、アイスブレイクとして取り入れるシーンに合わせて変えると効果的です。研修の場なら「自社のサービス名」「特定の部署内にいる人の名前」など社内特有のお題にしたり、初対面の人が多い会議の場なら「好きな映画」「好きな曲」など人となりが分かるお題にしたりすると、コミュニケーションが生まれるきっかけになるでしょう。

やり方

1)主催者はお題を決め、参加者に提示する

2)参加者同士がはになり、スタート地点となる人もしくは主催者が「山手線ゲーム!」と言ったら、他の人たちは「イェーイ!」と言う

3)スタート地点の人がお題に沿ったワードを言ったら、全員でパンパン!と2回拍手をする

4)その隣の人がワードを言ったら、全員でパンパン!と2回拍手をする

5)何周かするまで、もしくは失敗する人が出てくるまで、この流れを続ける

クイズ大会

アイスブレイク_006

「クイズ大会」は、主催者がクイズを出して参加者が答えるアイスブレイクです。クイズの問題は、会社にまつわる知識や雑学にすると自社知識の勉強にもなるため、研修の場にぴったりなアイスブレイクになります。

大人数の場合は、一人ひとりが回答する形でもよいですが、数人のグループに分けてグループ内で話し合った回答を出してもらう形にするのもよいでしょう。「なぜその回答になったのか」を合わせて発表してもらうと、発言の機会が生まれるため、会議や研修の場において発言することにも慣れやすくなります。

やり方

1)主催者がクイズを出す

2)シンキングタイムの後、参加者は正解だと思うものを回答する(回答の理由も発表する)

3)全員の回答が出そろったら、答え合わせをする

絵しりとり

「絵しりとり」は、言葉や文字を使わず絵だけでしりとりをするゲームです。前の人が描いた絵が何なのかを想像して、その名称の最後の文字から始まる別の何かの絵を描き、しりとりのリレーを回します。

絵しりとりでは、伝えたいものの要点をつかんだ絵が描ければよいので、絵の上手・下手はそれほど重要ではありません。相手に物事を伝える力と、それを読み取る力が求められるため、チームビルディングにも適したアイスブレイクだと言えるでしょう。

やり方

1)主催者が最初のキーワードを決め、1人目の人に伝える

2)1人目は制限時間内にキーワードの最後の文字から始まる何かの絵を描き、次の人に見せる

3)2人目は1人目の絵を見て何が描かれているのかを想像し、その名称の最後の文字から始まる別の何かの絵を描き、次の人に見せる

4)これを最後の人まで繰り返し、しりとりが成立しているかどうか答え合わせをする

お絵描き伝言リレー

「お絵描き伝言リレー」は、言葉や文字を使わずに、絵で伝言リレーをするゲームです。短い制限時間の中で絵を描いて相手に伝えたり、読み取ったりする必要があるため、チームビルディングにも適したアイスブレイクだと言えます。

簡単なお題だとすぐにクリアできてしまうので、短時間では描きづらい歴史上の人物や「○○をしている××」のように複雑なお題にすると、難易度が上がって盛り上がりやすくなります。絵を描く時間は30秒~1分程度、見る時間は10秒程度で決めておくとよいでしょう。

やり方

1)参加者全員に紙とペン(またはスマホの手書きメモ機能など)を用意し、参加者は1列に並ぶ

2)主催者が決めたお題を最後尾の人に伝える

3)主催者の「スタート!」の合図でお題を伝えられた人は絵を描き始め、「ストップ!」の合図で次の人に絵を渡す(他の人には絵を見せない)

4)絵を渡された人はその絵を見て、主催者が「絵を返してください」と合図したら絵を描いた人に返す

5)2人目は1人目の絵が何だったのかを予想して、主催者の「スタート!」の合図で絵を描き始め、「ストップ!」の合図で次の人に絵を渡す

6)これを繰り返し、最後の人はお題の答え合わせをする

オンライン環境でもできるアイスブレイクの例

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最後に、オンライン環境でもできるアイスブレイクについてご紹介します。ここまでにご紹介したアイデアの中でもオンラインで実行可能なものは複数ありますが、ここからはオンライン環境ならではのやり方でできるアイデアについて解説します。

バーチャル背景で自己紹介

「バーチャル背景で自己紹介」は、参加者がビデオチャットのバーチャル背景を使って自己紹介を行う、オンライン環境ならではのアイスブレイクです。バーチャル背景に使用した画像に関する話を交えて自己紹介をすることで、視覚的に興味関心を引くことができるため、参加者同士のコミュニケーションのきっかけにもなります。

やり方

1)参加者にあらかじめバーチャル背景を作成しておくよう依頼し、ビデオチャットの開始時にそのバーチャル背景を設定してもらう

2)参加者は順番に、バーチャル背景に使用した画像にまつわるエピソードを交えながら、自己紹介をする

ミュートでしりとり

「ミュートでしりとり」は、ビデオチャットツールのミュート機能を使用して、口パクやジェスチャーでしりとりを行うアイスブレイクです。準備物が必要なく、手軽にできるため、オンライン環境でも取り入れやすいアイスブレイクだと言えるでしょう。

やり方

1)主催者は回答順と最初の言葉を決め、参加者に提示する

2)1番目の人は音声をミュートにして、最初の言葉の最後の文字から始まる言葉を口パクやジェスチャーで2番目の人に伝える

3)2番目の人は答えが分かったら合図をして、同じようにしりとりした言葉を3番目の人に伝える

4)これを繰り返し、最後の人まで回ったら(または何周かしたら)答え合わせをする

家にある物でしりとり

「家にある物でしりとり」は、参加者がそれぞれの身の回りにある物でしりとりを行うアイスブレイクです。シンプルなしりとりゲームですが、実物を持ってきて見せなければならないため、少し体を動かす必要があります。

30秒~1分程度で制限時間を決めて、それまでに物を持ってくることができなかった人は脱落する、といったようにルールを定めて競い合うと、盛り上がります。

やり方

1)主催者は回答順と最初の言葉を決め、参加者に提示する

2)1番目の人は制限時間内に最初の言葉の最後の文字から始まる名称の物を持ってきて、見せながら2番目の人に伝える

3)2番目の人は同じようにしりとりして、物を見せながら3番目の人に伝える

4)制限時間内に物を持ってこられなかった人は脱落する

5)これを繰り返し、最後の1人になるまで続ける

目隠しポーズ当て

アイスブレイク_008

「目隠しポーズ当て」は、カメラオフ機能を使ってどんなポーズをしているのかを当てるアイスブレイクです。参加者全員がカメラをオフにして、ポーズをとる人は自分のポーズを言葉だけで説明します。

ポーズを当てるには積極的にコミュニケーションを取る必要があり、表現力や協調性が求められるゲームです。初対面同士が多い場でも盛り上がりやすいアイスブレイクだと言えるでしょう。

やり方

1)全員がカメラをオフにした状態で、ポーズを当ててもらう人がポーズをとる

2)ポーズをとっている人はどのようなポーズなのかを言葉だけで説明し、その他の人は適宜質問をして制限時間内にポーズをとる

3)制限時間になったら、全員がポーズをとった状態でカメラをオンにして答え合わせをする

1分ゲーム

「1分ゲーム」は、スタートの合図から心の中で数を数えて、1分ぴったりを当てるゲームです。オンライン環境でのアイスブレイクとしては、カメラオフ機能を使って合図から1分経ったと思ったタイミングでカメラをオンにする、という方法で行うとよいでしょう。

1分間数えている間は、数えることだけに集中する人がほとんどです。会議や研修の本題を一時忘れて集中することで、このゲームが終わった後は緊張がほぐれやすくなるでしょう。

やり方

1)主催者はストップウォッチを用意し、参加者は全員カメラをオフにする

2)主催者は「スタート!」の合図とともに時間を計り始める

3)参加者は合図からちょうど1分経ったと思うタイミングでカメラをオンにする

4)全員がカメラをオンにしたら、誰が一番1分に近かったか結果発表をする

まとめ

会議や研修などの場面では、参加者同士のコミュニケーションをスムーズにすることが重要です。そこで緊張をほぐし、コミュニケーションを活性化させるために効果的なのが、アイスブレイクです。

今回ご紹介したアイスブレイクのアイデアは、いずれも準備物が少なく、手軽に実行できるものばかりです。ぜひアイスブレイクを活用して緊張をほぐし、効果的なコミュニケーションを実現しましょう。

また、アイスブレイクが効果を発揮するような会議や研修、商談などの場において欠かせない議事録の作成を自動化すると、さらに集中して意見交換ができるようになります。「AIGIJIROKU」は、AIが99.8%の高精度で会話の内容をテキスト化する議事録作成ツールです。アイスブレイクと合わせて、導入を検討してみてください。

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